第2回日本獣医内科学アカデミー総会

平成17年8月20日(土)、21日(日)に東京で行われた学会のレポートです。
 

東京都庁
左の東京都庁のすぐ前、京王プラザホテルで行われました。
東京都庁

1日目午前10:00〜11:45
犬と猫の肝疾患についての講演
猫:肝リピドーシス
犬:慢性肝炎

午後13:15〜15:00
北京における小動物臨床と鍼灸療法の実際
北京での症例のほとんどがペキニーズ!さすが中国ですね。日本と比べ、獣医にみせるのはまだまだ富裕層のペットに限られるようです。
 

午後15:45〜18:30
血液臨床検査の講演
多数のケーススタディを交えた血液検査についてのためになる講演でした。

2日目午前9:00〜9:45
飼い鳥の多飲多尿の講演
臨床でも多く見られるこの症状、鑑別診断の方法など横浜小鳥の病院の海老沢先生に詳しく教えて頂きました。
 

午前10:00〜10:45
フェレットの副腎疾患
手術ではない内科療法に関する最新の治療法など、今後の診療に役立ちそうなお話が沢山聞けました。
 

午前11:00〜11:45
ウサギの食事管理について
日本で唯一のウサギ専門病院の斉藤先生(ウサギの医学書を多く手がけています)の講演です。

午後13:15〜15:00
二次性貧血を極める
臨床上鑑別診断が非常に重要となる貧血に関する講演です。

午後15:45〜17:30
血液腫瘍に関する講演・顕微鏡での症例検討

2日間、エキゾチック動物から血液疾患、肝疾患などを中心に興味ある講演を聞く事ができました。早速明日からの診療に生かしていきたいと思います。
東京では我が家のうなの兄弟犬のデュバル君と対面するチャンスにも恵まれました。(これが一番嬉しかったかも!?)         
               石田


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